徒然日記

大学入学共通テスト英語(筆記)ってつまんないですね|英語教師のつぶやきvol.24

この記事について

英語や授業、日々のことについて、なんとなく書いていく日記的な内容です。

久々更新のつぶやきです。

今日はもちろん大学入学共通テストについて!サクッと解いたので、簡単な感想を述べておきます。あくまでも個人的な意見なので、気分を害する人がいたらすいません。

このブログを有識者がもし見かけたら早くかつてのように面白い問題がたくさんあったセンターのようにして欲しいですね。

大学入学共通テスト英語は我慢大会か?

早速解いてみた感想は・・・

たそ

つまんない・・・。長文に飽きた・・・。

という感じ。

やっぱり去年も感じたことなんだけど、全部英文読解だと飽きちゃうよね。

詳しい設問構成とか難易度なんかは、予備校さんにお任せするとして・・・。

多様な形式を大量に読むことができるかを図りたいのかもしれないけど、多すぎます。つまんないんです。

チラシや広告、ブログ、レポート、雑誌記事なんかを読んで設問に答えていく感じ。しかもたくさん。

我慢して長文読んでるだけの80分ですね。受験生はさぞ辛かろう・・・。

知的な刺激とか、思考力使うところとかほぼ無いような気がしました。ただの作業です。

長文読解の設問って2種類あると思うんですね。

  • 英語が読めたら解答が分かる
  • 英語が読めても解答がすぐに分からない

どちらが優れているかはともかくとして、作問する側の立場で考えると、やっぱ「読んだだけでは分からない」と言うのが良問っていうイメージです。個人的にはですよ。

共通テストの問題って、基本は「英語が読めたら解答が分かる」ものだと思います。ただ量が多いだけで、情報処理能力が問われているんでしょうね。

一応、ちょっと工夫した設問っぽい感じにはしていましたけど、第5問と第6問がほぼ同じような設問だったのは少し謎です。

左:第5問 右:第6問

マーク式の問題だから設問の幅は限られているとは思うけど、センター試験の頃はもう少し面白い問題がありましたしね・・・。

平成31年度本試験より

この不要文問題は、読めても中々正解に辿り着けない生徒が多かった。

英語を読むだけでなく、英語の根幹となるロジック(論理)の力を問うとても面白い問題です。

こんな最高の問題を作っていたセンター試験だったのに・・・。

今では劣化版のTOEIC、英検、GTECって感じです。あくまでも個人的な意見ですよ。

正直、とても残念・・・なのです。

大学入学共通テストの対策は簡単です

対策はシンプル

ついでに共通テストの対策について「思うこと」を書いておきます。

真面目な対策はまた別の記事で書こうと思いますが、ざっくりとした対策です。

英文が読めたら共通テストの問題は解ける

さっき述べた通り、英文が読めさえすれば良いのだから対策は簡単。

簡単に言うと・・・

  • 単語・熟語を覚えた語彙力を増やす
  • 英文法・構文を押さえる
  • リーディングの練習

すごくざっくりですけど、やることは今までと変わらないかもしれないですね。ただ、文法や並べ替えのような問題演習に費やす時間を読む練習に使えば良いでしょうね。

まあ、共通テストの設問や対策というよりも、問題に影響されないように、どんな問題にでも対応できるような骨太な英語力をつけていかないといけないですね。

ともかく受験生の皆さん。お疲れ様。

でも、これからもうひと頑張りですね!

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