英語以外の学習

発達障がいの子供に向き合う学習とは?【現場からの提言】

3月 1, 2020

うちの子どもは本当に落ち着きがなくて、授業中も集中できてないみたいです。宿題もほとんど手をつけてないし。本当に心配です

私も長く教師をしているが、落ち着きがない生徒や極端に勉強が苦手な生徒も教えてきた。あまり心配せず、まずは子どもの状況をチェックしてみよう!

たそ
この記事はこんな悩みを持つ人へ

  • 子どもの家庭学習をどうしたらいいのかわからない
  • 子どもが学校の授業についていけていない
  • 子どもが発達障がいかもしれない

他の子どもと比べて、座って授業を受けることが苦手で、勉強が極端にできないと、「もしかして、発達障がいや学習障がい?」と心配になることもあります。

たそ

少しでも心配ならば医療機関で診てもらおう!子どもの状況把握は早ければ早いほうが良い!

何らかの発達障がいを抱える子どもの数は年々増加しています。

私が教師になりたての頃は、そうした子供は学校に一人いるかいないかという状況でしたが、最近ではクラスに少なくとも一人は、発達障がいの傾向を持つ生徒がいると思います。

予測や思い込みではなく、まずはきちんと診察をしてもらい、子どもの状況を把握し、子どもが持つ特性を考慮に入れた家庭学習をしていきましょう。

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発達障がいの子どもに適した学習を!

発達障がいの子どもの教育のポイントは次の2点です。

ポイント

  • 特性を理解して「自己肯定感」を持たせる
  • 特性に配慮した学習環境と教材を与える

特性を把握することがまず大切になります。では、発達障がいを持つ子どもの特性とはどのようなものでしょうか。

発達障害の特性に応じた学習方法の詳細

発達障がいを持つ子どもの特性は?

発達障がいを持つ子どもの特性は?

発達障害とは「発達に問題がある障がい」の総称です。

衝動性が強い「ADHD(注意欠陥・多動性障がい)」や、コミュニケーションが苦手でこだわりの強い「ASD(自閉症スペクトラム障がい)」といった言葉を聞いたことがあると思います。それぞれの特徴や傾向を見ていきましょう。

思いついたらすぐに行動

不注意、多動性、衝動性はADHDの特徴の1つと言われています。思いついたらすぐ行動に移します。

授業中に他の子供は座っているのに、急に窓の外が気になって、立ち歩いて窓を開けて外を見る、といった行動をします。

我慢ができない

ADHDの子どもは刺激に対する衝動を抑えることができません

体育の時間に、先生の話を聞かないといけない時に、砂をいじって遊んだり、石を投げ合って遊んでしまう子供がいます。「今遊んだら先生に怒られる」と考えて、我慢をすることができません。

コミュニケーションが苦手

ASDの子どもはコミュニケーションが苦手、簡単に言うと空気が読めない傾向があります。

会話の中で、前後の流れや雰囲気を考えず、思いついた事を話してしまいます。

こだわりが異常に強い

ASDの子どもは特定の物に強いこだわりを持っていることがあります。

電車や昆虫、数字、記号、地図などの特定のものごとに強い興味を示します。また、何かをするときの順番などにもこだわりを持ちます。

たそ

発達障がいを持つ子どもの特性を踏まえ、どのように家庭で学習をさせるべきだろうか。現場の立場から2つのポイントを提言する。

発達障害の特性に応じた学習方法の詳細

発達障がいの子どもの学習2つの注意点

発達障がいの子どもの学習においては、次の2点が大切です。

自己肯定感を高め二次的な問題を防ぐ

発達障がいを持つ子どもは、その特性のために「できない子ども」と不当な評価をされることがあります。

自己肯定感を高め二次的な問題を防ぐ

「自分はダメだ」という思い込みから、消極的、自暴自棄になり、学力の低下、不登校や反社会的行為などの二次的な問題を引き起こします。

発達障がいの2次的問題
"流山市議会議員 近藤みほ オフィシャルサイトより引用"

まずは周りの人間、保護者・教員・級友が、その子どもの特性を個性として捉えて、子どものあるがままの姿を受け止めていくことが大切です。

少し難しいかもしれませんが、発達障がいの子どもの持つ特性を長所と捉えなおす。苦手なことを無理やりさせるよりも、好きなことや得意なことをどんどんやらせてみましょう。

発達障害の特性に応じた学習方法の詳細

特性に配慮した学習環境を用意する

特性に配慮した学習環境を用意する

現在の学校現場においては、発達障がいを持つ生徒に対して支援や配慮を行なっています。家庭の学習環境にも応用できるものがあるかもしれません。

学校における支援や配慮の例

  • 授業ルールを明確にする(明示する)
  • 教室の前方には掲示物はしない
  • クールダウンする部屋やスペースを用意する
  • 予定を突然変えない、変える場合は事前に説明する
  • 試験時間を通常より長くする
  • 板書はタブレットで写真にとる(ノートに書かなくても良い)
  • 独り言や身体をゆらす等は許容する

この授業内での配慮事項から家庭学習の環境を考えてみましょう。

家庭学習での配慮例

  • 家庭学習でのルールを決める
  • ルールは紙に書いたりして明示する
  • ルールを守れたら盛大に褒める
  • こちらの都合でルールを変えない
  • 机の周りには学習に関係ないものを置かない
  • 休憩がしたい時はさせる

ルールを決める時には、守れそうな簡単なルールにして、守れたら大いに褒めてあげましょう。

逆にルールを守れなかったら叱ることも大切です。ただし、ルールにないことで叱らないようにしましょう。ついつい一度の多くのことを求めがちですが、ゆっくりと少しずつ取り組みましょう。

発達障害の特性に応じた学習方法の詳細

まとめ 特性に応じた環境と教材を

まとめ 特性に応じた環境と教材を

今回は、発達障がい・学習障がいの子どもの家庭学習とどう向き合うかについて紹介しました。

この記事のまとめ

発達障害・学習障害を持つ子供の家庭での学習は、次の2つがポイントになります。

  • 自己肯定感を持たせる
  • 特性に配慮した環境を用意する

ただし、家庭だけでこの2つを行うことは、そう簡単ではありません。発達障がいの子どもに適した通信教材を利用するのも一つの手段です。

発達障害の特性に応じた学習方法の詳細

発達障がいの子どもを支えるのはやはり保護者との関係。

保護者だけで全部をしようと思うとストレスでつぶれてしまいます。医療機関・学校、そして適切な教材を利用して、子どもの可能性を伸ばしていけたら良いですね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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