格安(5000円)の杉無垢ボードでデスク天板を作るという初めてのDIY。
杉無垢ボードにワトコオイルを塗って結構良い感じな色になっています。
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杉無垢ボード+ワトコオイルでデスクの天板作りに挑戦した件
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今回は節穴だらけの杉無垢ボードをパテで埋めることにしました。
多少節穴があっても、それはそれで良い感じなのかもしれないけど、あまりにも穴だらけなんで、さすがになんとかしたいところです。
節穴を埋める3つの候補
節穴を埋めるにあたって、色々と調べてみると次のような候補がありました。
- 木をはめ込む
- 木工ボンドと木くずを混ぜて固める
- 木工パテを使う
一番良いのは、節穴に棒状の木を埋め込む方法のようですね。当然木なので、オイルも染み込みますし。ワトコオイルを塗るのですから理想ですね。
ただ、ドリルを持ってないし、ちょっと手間がかかりそうな・・・。私は素人ですしね。
木工ボンドに木くずを混ぜて埋めていくやり方もお手軽そうなんですけど、よく考えたら木くずなんかないので、これも残念ながら諦めます。
消去法ではありますけど、木工パテで埋めていくのが現実的な感じです。
ただし、所詮パテなのでオイルが染み込まないと言う欠点がありますが、そこは我慢しておきます。
木工パテにも2種類あって、1つ目はいわゆる木工パテ。下のようなものです。
そしてもう1種類はエポキシパテと呼ばれるもの。
どちらも値段は変わりませんが、節穴のような大きいものを埋めたいときにはエポキシの方が良いらしいので、今回は「ウッドエポキシ」なるものを使ってみることにしました。
エポキシパテで節穴を処理
エポキシパテは、普通の木工パテと違って、AとBの2つの材料を練り合わせて使うもの。
混ぜることで化学変化が起こって固まるそうです。理屈はよくわかりませんが。
あとは、この粘土みたいなものを穴に埋めていって、乾いたらペーパーで削って平らにしていきます。
結構、簡単そうですね。
ある程度乾いたら、サンドペーパーでやすりがけをして、表面を滑らかにします。
サンドペーパーをかけて、平らにすると、結構ツルツルになって、良い感じだけど、周りの色も一緒に落ちてしまったので、ここからもう一度、ワトコオイルを塗っていきます。
オイルを塗るのは3回目になるので、かなり慣れてしまいました。ワトコオイル+耐水ペーパーでさらに磨き上げます。
上の写真で見ても、パテで埋めた節穴やその周囲が白っぽくなっています。もう一度オイルを塗りますが、さすがにパテには色は付かないでしょうね。
全体としてはかなり良い色になっていますが、パテ埋めした節穴は白さが目立ちますね。
3回目も耐水ペーパーで磨いたのでかなり手触りは良いです。
今回使用したウッドエポキシは、「タモ」と「ラワン」の2色があって、濃い色の「ラワン」を選んだけど、やはり白い!
けど、穴も埋まったし、手触りは最高なので、一応満足です。
蜜蝋ワックスで仕上げる
仕上げに蜜蝋ワックスで磨くことにしました。
ワトコオイルだけだと、水とかが染み込んで、せっかくの天板に変なシミが残るらしい。
水弾きとさらなる手触りを求めて、ワックスをかけていきます。
ワックスがけは車にワックスをかける要領とほぼ同じ。
- ワックスを薄く伸ばして塗る
- 少し乾かしてワックスを拭き取る
- 乾いたウェスで乾拭きをして磨く
たったこれだけの作業ですが、手触りはすべすべ。そして水はじきも抜群。
かなり良い感じなりました。もう最高です。
デスク天板は完成ですね!
まとめ DIYって楽しいね
今回は、デスク天板の節穴をエポキシパテで埋めて、ワックスをかけた様子をお届けしました。
天板ができたのでFLEXISOTの脚を速攻で取り付けました。
これで念願の「木の温もりのある」デスクは完成です。
初めてDIY的なことをしましたが。
正直言って・・・
めっちゃ楽しい。
さて、天板にいくらかかったでしょう。ざっくり計算してみます。
ポイント
- 杉無垢ボード 約5000円
- ワトコオイル 約1500円
- サンドペーパー等 約1000円
- 蜜ろうワックス 約3500円
合計 約11000円
完全に許容範囲!安くついて嬉しい!
自分の欲しいサイズ(1400mm✖︎700mm)でFLEXISPOT用の純正天板を買うと16500円。カナデモノさんのオシャレな杉無垢天板は29800円。
もちろん、品質では劣るとは思うけど、安くて良い感じの天板ができたと思います。
何より自分で作ったから愛着はありますからね。
「デスクやテーブルが欲しいけど、理想のモノが無いなぁ・・・」と思うなら、DIYを検討に入れても良いですね。
今では、デスクやテーブル用の脚なんかは結構簡単にネットで購入できます。
私は、自動昇降タイプにしたかったのでFLEXISPOTの脚を買いました。
昇降タイプでなければ、かなり安く(数千円)で買えるので、かなりお手軽です。
私のような素人でも、かなり満足のいく自慢のデスクができました。
ぜひ簡単なDIYを楽しんでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。