徒然日記

年末調整の季節。現役教員がiDeCoについて考えた|英語教師のつぶやきvol.22

この記事について

英語や授業、日々のことについて、なんとなく書いていく日記的な内容です。

年末近くになると、やってくるのが「年末調整」というやつ。税金の控除が受けられるものですね。

私の場合で言えば、子供の学資保険の控除だけです。

生命保険入ってないんですね

「常識がないとか、社会人としてありえん」、とか言われたこともありますが、何かあった時のために貯金はしておくという考え方です。

それはともかく、保険で年間数十万払ってるのに、そんなに控除されないなあ・・とぼやいていると、多くの同僚の方から次のように言われました。

イデコやってないの??あれ節税対策にもなるし、貯金代わりにやってる人多いよー。

正直言って、初耳。どうやら周りは意外とイデコを知ってる人、検討してる人、やっている人が多い。

教員って抜け目ないのね。

私も老後のために、というかすでに46歳なんでほとんど後がないけど、ちょっとお金について考えてみました。

この記事では、iDeCoについての素人考えを教員目線で展開します。

公式HPや証券会社のちょっと小難しい話をざっくりと分かりやすくまとめています。これからiDeCoとかやってみようかな??と検討している人の参考になれば幸いです。

iDeCoは非課税の個人年金らしい

iDeCoは一言で言えば個人年金

iDeCoは個人型確定拠出年金という長ったらしい名前。

英語教師としては、なんの略語か気になるところですね。

"individual-type Defined Contribution pension plan"の略のようです。

小難しいですね。まあ、そのまんま逐語訳って感じですが。

iDeCoのシステムの詳しい説明は公式のHPをみてもらうのが一番。そちらをご覧くださいませ。

私なりにイデコを簡単に言うと次のような感じ。

月々の掛け金を投資信託に預けてプロに運用してもらい、60歳になった頃に返してもらう感じ

私なりの理解です。そんなに間違ってはいないと思います。

iDeCoのメリットは税金の優遇措置かな?

節税可能なiDeCo

メリットしては、投資運用するんだから普通の貯金よりも、利息や運用益が良い

さらに、iDeCoに関するお金に関して税金の優遇措置が受けられる。

60歳になって返してもらうときに、一括で返してもらうか、年金として受け取るかが選べます。

国民年金基金連合会が運営をしていて、年金として受け取ることができるので、安心感があるように見えますが、まあ投資ですよね。

iDeCoは投資ということは念頭に置いておきましょう。

もちろん、1種の投資なんだから、元本割れ(掛金がマイナスになる)というリスクもありますよ。

まあ、色々と調べると、10年〜20年くらいの期間での運用の場合は、平均して5%位の運用益が出るみたいですね。

まあ、投資なんだから100%絶対に元本割れしないととも言えないしね。

ちなみに、証券会社によっては「元本保証」のプランもあります。もっとも、ほとんど運用益はありませんけど。

私的には「個人年金」ってあんまり重要ではないんですよね。教員って定年まで働けば、退職金はある程度期待できるし、貯金もあるし。

むしろ、この制度の一番のポイントは節税になるっていうところでしょうね。

  • 掛金が全額所得控除の対象になる。
  • 利息や利益が非課税。
  • 受け取り時も税が優遇される。

この3つの節税が可能らしいけど、やっぱり①の所得控除になるっていうのに惹かれますね。

というか、まじでこの国はなんでもかんでも税金をかけるなぁと改めて実感。

投資での利益にも20%も税金かかるとか、まじでしんどいです。

私は、絶滅しつつある愛煙家ですけど、タバコ代の6割が税金です。さらにガソリンも半分は税金。本当に税金納め過ぎな気がします。

せめてiDeCoのような制度を利用して、節税したいところですね。

46歳の教員でいくら節税できるか?

実際に60歳までにいくら節税できるかな?

このiDeCoを将来の貯金って考えたら(この考えが間違ってるかも知れないけど)、貯蓄ができて毎年の節税ができるのならiDeCoへの加入はありかな?と思いますよね。

先ほどの公式HPで「かんたん税制優遇シュミレーション」なるものが公開されています。

46歳の私の場合は年間で4万円程度の節税が可能らしい。

(画像)iDeCo公式サイトより転載

教員の給料ってそんなに変わらないから、40代だと同じくらいですよね。

教員って月々の賭け金は12,000円の上限があるので、年間144,000円の貯蓄(投資)できて、4万円の節税もできる

話が美味すぎる気がするけど、やる価値はあるような気がします。

まあ、当然、元本割れをするリスクはあるんですけどね。しつこいですが・・・。

iDeCoの始め方って何をすべきか?

iDeCoの始め方は?

さてと、節税のためにiDeCo始めようかなーと思いましたが、実際の手順としてはどうすれば良いのか。

ネットで調べると、色々と情報があるんだけど、こう言うのは公式HPで見るのが一番ですね。

先ほどのところです。

色々と書いてありますが、ざっくりまとめると金融機関と運用商品を選ぶ感じみたいです。

金融機関は色々あるし、ネットで調べても色々口コミはあるけどよく分かりませんね。

どこも似たりよったりと言う感じです。

iDeCoの金融機関の選び方

さて、結論から言うと、私はSBI証券を選びました

ネット上の口コミが良かったと言うこともあったけど、次の2つの理由が決め手です。

  • 手数料が安い
  • 自分が狙っている銘柄が多い

iDeCoって私の場合だと14年の積み立て。長い人は20年以上積み立てるんだから、月々の手数料ってバカになりません。

ちなみに、手数料には3種類あります。

種類支払い先金額
事務手数料国民年金基金連合年間1,260円(税込)
資産管理手数料信託銀行年間792円(税込)
運営管理手数料
これが大切!
運営管理を任せる金融機関金融機関による

上の2つの「事務手数料」、「資産管理手数料」はどこでも同じです。2つ合わせて毎月175円(税込)がかかります。

最後の「運営管理手数料」が大切なんですね。これが金融機関によって変わってきます。

余談ですが、私がメインバンクにしている地方銀行のiDeCoの運営管理手数料は毎月363円です。

14年積み立てると、1年4,356円だから、60,984円になりますね。

ありえないですね・・・。せっかくの節税が台無しです。

SBI証券は運営管理手数料が無料です。

楽天証券など、他にも無料のところもありますが、この運営管理手数料をしっかりと確認してから金融機関を選ぶべきでしょうね。

あとは、銘柄ですかね。

私は「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」という銘柄を考えていましたので、SBI証券はドンピシャって感じ。

銘柄に関しては、あんまり詳しくは知らないし、どれも大差なさそうだけど、「米国株絡みを買っておけば良い感じ」という安易な考えです。

まとめ もっと早めにiDeCoを考えたら良かった・・・

今回は、教員立場でiDeCoについて考えてみました。

私の素人なりの結論として・・・

iDeCoは年間4万円の節税と14万円の貯蓄ができる。

まあ、ちょっと考えが甘いかな?と思ったりもしますけどね。

なんとなく貯金するのも悪くないけど、せっかく税金の優遇が受けれるんなら利用しておきたいところです。

ただ、投資の基本の考え方としては、同時に貯金も増やした方がいいみたいです。

例えば、iDeCoで月々12,000円投資するなら、同じ金額かそれ以上は貯金したほうが良さそうですよ。

私自信、これまで月で約6万円の貯蓄をしてきましたが、その一部をiDeCoに回す感じにする予定です。さらに言うと、iDeCo込みで半分くらいを、積み立てNISAなんかの投資に回したいと考えています。

あー・・・、もっと早くiDeCoを考えていたらなぁ。

教員って、定年後に再任用とかで、60歳を超えても先生する人が多いですが、私はゴメンです。

残り14年くらいしかないですが、多少悪あがきして、まったりとしたセカンドライフを目指したいですね。

iDeCoの運用実績なんかは、半年くらいしてご報告したいと考えております。

次は、積み立てNISAについて考えみたいと思いますね。

この記事が中高年の皆様の助けになれば幸いです。

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