前回は、10年落ちのHP製のノートPC「Pavilion dv6」にSSDを換装し、激安Windows10 Professional(310円)とMicrosoft office Professional plus 2021(460円)をインストールし、Windows PCの再生に取り組んだところ。
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【鍵屋のWindows 10へ】HP pavilion dv6 にSSDに換装|劇的にサクサク
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激安のOSやofficeが普通に動き、ちょっと気を良くした私は、メインマシンであるMacbook Airにも激安Officeを入れてみようと考えたわけです。
Microsoft Officeって普通に購入するとお高いですね。
激安プロダクトキーが溢れているYahooショッピングではMac用のOffice365が驚きの679円(税込)。
しかも「永続」という謎ワード。
普通はOffice365ってサブスクで年間¥12,984/年 (税込)だったような。
「永続」っていうと普通は「買い切り型」をイメージするんだけど、一体どういうことだろうか??
とりあえず購入。
さて、Mac版の激安プロダクトキーでもちゃんと動くのでしょうか。
結論 普通に使えるけど注意が必要
まず結論から言うと、WordやExcelなど普通に使えます。
ただし、ちょっと注意が必要だということになります。注意点や激安の正体を少し深掘りしていきます。
Mac用激安office365のインストール
購入にあたって1つ懸念だったのが、本当にmacで使えるのかどうか。
Windows用の激安officeはたくさんあるんだけどMac用は少ないんですよね。
というわけで、優良店に認定されている「yuuta」というショップ?に質問してみました。
ちょいと怪しいカタコトの日本語での返答でしたが、一応Macで動くらしいので購入しました。
YahooショッピングはPayPayが使えるので、海外の怪しい鍵サイトよりも安心して購入できますね。
購入からほんの10分後にyuutaさんからメールが到着。
Microsoft Office 365のユーザー情報が書いてあります。よく読むとところどころ変な日本語なのが気になるところ。
ヘンテコなアカウント名と仮パスワード。
アカウント名(@マークの前)は「アルファベット1文字と4桁の通し番号」みたいな感じ。
「A0001、A0002、A0003、・・・」のような感じですね。
どこかで手に入れた大量のアカウントっぽい感じがします。
手順通りURLを踏みます。
https://portal.office.comはちゃんとしたマイクロソフトのページです。
与えられたアカウントと仮パスワードでサインインします。
特に問題もなく、サインインできて、インストールまでしっかりと完了しました。
これまで使っていたアカウントと同期はできない
まあ普通に使えるのでいいのだけど、何が問題かというと、これまで使っていたMicrosoftのアカウントとは別物のアカウントを使わないといけないことかな。
WindowsユーザーでこれまでMicrosoftのアカウントを使ってバリバリと何かをしてきた人にとっては不便かな。
当然アカウントが違うから、以前のアカウントのOne Driveとかは使えないだろうし、例えば職場と自宅でアカウントが違うと不都合なのではないかな?と思っちゃいます。
まあ私の場合、Microsoftのアカウントは持っているけど、そこまで使っていないから大した問題ではない。
もっとも私の用途では、One Driveは使わないし、ワードとエクセルが使えたら十分なので困っていません。
Macの標準アプリのKeyNoteで文章作って送っても、相手が開けないということがあるので、wordがあると地味に助かります。
激安officeの正体は?
普通に使えているので私的には満足だけど、やっぱり気になるofficeの正体。
ということで、激安office365のアカウント情報をつらつら見てみます。
[サブスクリプション]を選択するとアカウントの契約内容が表示されるようです。
Microsoft 365 A3 - Unattended License for students use benefit
という文言を発見。
「for students use benefit」とあるので、おそらく教育機関向けということでしょうか。
月額270円で教育機関向けのoffice365ということがわかりました。
ただもう1つ分からないのが「Unattended License」という文言です。
ちょろっとネットで調べてみたら、ライセンスには「有人 (Attended)と無人(Unattended) 」と2種類あるようです。
- 有人(attended):人間用のライセンス
- 無人(Unattended):人を介さないプログラムなど向けのライセンス
要するに、「Unattended License」というのは、プログラムがoffice系ソフトを使うのに割り当てられたライセンスということかな。
ここからは私の推理?推論になるんだけど・・・
学校や大学などの教育機関で余ったプログラム用のライセンスを大量に入手して安く捌いている
というのが正解なのかな?
ここで問題になるのが、安全性とは違法性の2つ。使ってても大丈夫なものか・・・。
違法性というのは、無人(Unattended)用のライセンスを有人(Attended)の私が使うことは大丈夫なのか?
そこが少し心配。結構海外系のサイトも調べてみたんだけど、あまり前例がなくて・・・。参考になる記事が見つからないかった。
もう1つはウィルス等の安全性。
ダウンロードしたサイトは、officeの公式からだから多分安全面は大丈夫だと思うんだけどね。
ただMicrosoftの公式では、「非正規品」扱いだから、歓迎はされていないようです。そりゃそうだよね。
さらに言うと「永続」と言う文言が謎。
考えれば考えるほど怪しいよね。
こんなものをメインマシンに入れててもいいものかどうか。使えるから良いのだけど、あまりおすすめはしません!
激安office365使えるけど安心したいなら正規ルートで
今回は、Yahooショッピングで見つけた激安のoffice365 for macをインストールしてみました。
結論としては・・・
- 普通に使える
- 既存のアカウントと同期できず、別アカで使う感じ
- 違法性と安全性が少し心配
ということになりました。
まあ、安心感をお金で買うと考えると正規品の購入をお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。