ポイント
Smart Folioって実際どうなの?Smart Folio KeyboardかMagic Keyboardの方がいいのかな?
iPad ProやiPad Airのケースの候補としてSmart Folioの購入を検討している人も多いはず。
Smart Folio key boardやMagic Keyboardと比べて、Smart Folioの使い勝手はどうなのかが気になるところですね。
アップルのHPにも、Smart Folioの詳しい説明がありませんし。
今回は、第3世代iPad Pro11インチの購入に合わせて、Smart Folioを導入したので、レビューしてみたいと思います。Smart Folioを検討されている方は参考にしてください。
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Smart Folioは現時点では最高のケースという結論

まず、結論からいうと大変満足。いくつかの欠点はあるものの、現時点では最高のケースです。
私自身、Folioシリーズの最高峰のMagic Keyboardも使ったことがあります。

さらに、アマゾンでよく売れているESRのiPad Proケースも使いました。

その経験から言っても、Smart Folioが現状ではナンバーワンです。
Smart Folioのメリットとデメリット

Smart Folioケースは、これまでのパカっとはめ込むようなものとは異なって、iPadの背面をマグネットでくっつけるタイプ。
カバーと一体化しているので、これ1つで背面と全面の保護ができます。
先ほど言いましたが、Smart Folioはいくつかの欠点があるが現時点で最高のケース。
それでは、メリットとデメリットを確認していきます。
Smart Folioのメリット
Smart Folioのメリットは、パッと考えて次の5点。
Smart Folioの利点
- 純正ならでは工作精度の高さ
- マグネットの強さ
- 取り付け、取り外しが容易
- 軽さ
- 見た目がスマート
●アップル純正ならではの工作精度の高さ
純正のケースらしくフィット感が半端ではない。

ポリウレタン製のカバーの質感もよく、かなりしっかりしている。サードパーティー製のペラペラしたカバーとはものが違いますね。

こういったしっかりした作りは、アマゾンなどで見かける2千円程度の安いケースとは質が全く違いますね。
●マグネットの強さ
サードパーティ製の安価なケースは、マグネットが弱くて、カバーがピッタリとくっつかない場合が多い。実際、ESRのケースではその点が不満でした。
もっともこれは、これまで使ってきたカバータイプの共通の悩み。純正以外だとマジでパカパカな感じ。

Smart Folioはマグネットがしっかりしていて、ピタッとカバーが画面にくっつく。
これって意外に大事なんです!

さらに、カバーを背面に回したときも、きちんとくっついてブラブラしない。
カバーが裏側でブラブラするのって意外にストレスなんですよね。

さらに背面のカメラを使いたいときには、一部が折れ曲がってピタッとくっつく。

こうしたしっかりした作りは、純正ならではのメリットでしょうね。
安価なサードパーティ製ではこうはいかない。
●装着が容易
Smart Folioの装着はカメラ位置を合わせて、マグネットでくっつく仕組みなので、取り付けも取り外しも超簡単。マジで便利。たまに外して掃除するのも楽です。
●軽量である
カバーだけ持った印象はかなり軽い!実測値で178gでした。

iPad Pro 11インチとセットでも678gで片手でも使えるレベルですよ。

12.9インチiPad Pro+Magic Keyboardと比べたらめっちゃ軽くて機動力が上がります。
というか、Magic Keyboardが重すぎるんです・・・。
●見た目が良い
これが一番の利点かもしれないですね。いろんな便利さはあるけど、純正ケースならではのかっこよさ!

りんごマークは純正の証。
ゴテゴテしてなくてシンプルでスマートです。
Smart Folioのデメリット
一方で、Smart Folioのデメリットを考えてみましょう。
Smart Folioの欠点
- 価格の高さ
- 汚れが目立つ
- 側面のカバーができない
- アップルペンシルの収納に悩む
●価格が高い
Smart Folioはただのケースにも関わらず純正だからやっぱりお高い。
11インチ用9800円(税込)どーん!
12.9インチ用11800円(税込)どどーん!!
ケースに1万円出せるか!?
キーボードがついているSmart Folio Keyboardが11インチ用で21800円(税込)だから、どうせならそっちを・・・と思っちゃうかもしれないですね。
●汚れが目立つ
Smart Folioのポリウレタンの材質のせいか、汚れがとても目立ち安い気がします。
特に、ほこりが付きやすく、すぐに白っぽくなります。

●側面のカバーがない
Smart Folioって側面カバーがないのですよね。
これって、アップルペンシルの充電やSmart Folio Keyboardの設置の流れで側面はカバーレスという仕様なんでしょうね。
だから、もし落としたら、ほぼ間違いなく側面が傷つきます。
一応、スタンドとして立てて使う場合には、側面が下に付かないように配慮はされていますが、ちょっと擦れちゃったりすると、「側面に傷がつくかも・・・」と不安になるかもしれないですね。

現時点での、この問題の解決策はスキンシールくらいしかないようです。

このスキンシールを使えば、側面の保護も可能ですね。

とはいえ、このスキンシールも厚さがわずか0.2mmなので、強い衝撃からの保護は難しいでしょうね。
側面用のバンパーとかがあれば良いのですが・・・。
●アップルペンシルの収納がない
アップルペンシルがマグネットでくっつくわけですが、アップルペンシルをつけたままカバンに入れておくと、何かの拍子にペンが外れてカバンの中で行方不明に。

サードパーティ製で、アップルペンシルの収納スペースのあるケースが販売されていますが、やはりスマートさに欠けるんですよね。

このペンシルの収納に関しては悩ましいところです。
ちなみに私の場合はペンシル用のケースを買って、とりあえずはしのいでいる感じです。

このケースをゴムのバンドでiPad にセットして持ち運んでいます。これはこれでおしゃれな感じ。

ゴムの耐久性が少し不安ですが、現時点ではそこまで不満はないですが、ベストではないかもしれません。
まとめ Smart Folioはやはりスマートだった
今回は、アップル純正のiPad ProケースSmart Folioのレビューをお届けしました。
個人的には大満足。
しかし万人におすすめというわけではなく、上述したような4つの欠点をクリアできるかどうか、が問題になります。
ただ、一度純正ならではのフィット感や作りの良さを体験して欲しい!
買おうかどうかと、悩んでいるならおすすめですよ!
ただ、ケースなんかにそこまでお金を払えない!というのなら、ESRのケースでも必要十分な機能ですね。
安価なものをお探しならば、この記事内で紹介したESRをお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。