こんにちは、たそです!
今回は、名著『Next Stage』の後継として出版された『Bright Stage』を紹介します!
『Next Stage』と言えば、1999年に出版されてから第4版まで改訂されている、英文法・語法問題集の名著。これをマスターしておけば、大学入試の文法問題は大丈夫。「ネクステ」という名前は、一度は聞いたことがあるでしょうね。
大学入試を目指す受験生の必携の一冊といっても過言ではありません。
今でも十分に人気のある「ネクステ」ですが、2020年に同じく桐原書店さんが新たに出版してきたのが、今回紹介する『Bright Stage(ブライトステージ)』です。
この新しい『Bright Stage』も「ブラステ?」として受験の定番になる??を検証していきます!
注意
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動画でも解説をしています。合わせてご覧ください。
まず結論 『Bright Stage』は新定番になる
まず結論から。
桐原書店の新しい英文法・語法問題集『Bright Stage』が「ネクステ」に代わる新定番となるのは時間の問題です。
『Bright Stage』自体は良くできていますし、ネクステには無い魅力はあります。(詳細は後述)
もちろん、「まだ初版なので心配だ・・・」と考える人もいるでしょう。「ネクステ」は4版まで改訂されているので安心感が違いますからね。
しかし、内容自体はそこまで大きな差は無いので、『Bright Stage』=「ネクステ第5版」と考えても良いね。
それでは、『Bright Stage』の魅力を、ネクステとの違いという視点からチェックしていきましょう。
英文法問題集【Bright Stage】ネクステとの違い
『Bright Stage』と定番のネクステの違いは大きく4つあります。
ネクステとの違い
- 語彙問題と発音・アクセントが無くなった
- 新しく応用問題が設定された
- 巻末資料の充実
- アプリ連携
1つずつチェックしていきますよ!
英文法問題集【Bright Stage】特徴① 単語・語い、発音・アクセントが無い
まず1つ目の特徴は、ネクステにはあった、「単語・語い」、「発音・アクセント」の2つのパートが無くなったことです。『Bright Stage』の項目は大きく下の4つ。
Bright Stageのcontents
- Part1 文法
- Part2 語法
- Part3 イディオム
- Part4 会話表現
この4項目はネクステと同じですが、ネクステの方には、Part5「単語・語い」とPart6「アクセント・発音」が続いています。
正直いって、単語や発音・アクセントは、ほとんどん人が単語帳の方でカバーする分野なので、いらないかな?とは思っていました。
実際に、このPart5やPart6まで手が回る人もあまり見たことはありませんしね。
あまり使わない部分をカットして、文法・語法をボリュームアップしたことで、正しく進化しているよね。
英文法問題集【Bright Stage】特徴② 応用問題の設定
次に2つ目の特徴は、国公立二次・難関私大入試対策として応用問題を設定したことです。
各章の最後に5題程度の応用問題が用意されています。少し難しい文法問題と英作文、和訳の問題になっています。
この数題だけで、国公立二次対策になるとは思えないけど、選択式の文法問題だけでなく、作文や和訳ができるのは良いですね。
文法・語法問題集は、ほとんどの問題が選択式で、記述式の試験対応は他の問題集なので別に勉強しなければならないから、ちょっとだけとはいえ、応用問題で記述の練習ができるのは便利です。
英文法問題集【Bright Stage】特徴③ 巻末資料の充実
3つ目の特徴は、巻末の資料が充実したことです。
巻末資料
- TARGETの一覧
- 対訳式完成文リスト
1つ目の「TARGET」の一覧。これは超絶便利です。
ネクステと同様に、この『Bright Stage』にも「TARGET」という項目で文法ポイントを整理してあります。
とても便利な「TARGET項目」ですが、ネクステを使っているときに「あれ?どこに書いてあったっけなー・・・?」となることが多々ありましたが、『Bright Stage』では巻末に一覧があるので、パッと探しやすいんですよね。
こんなふうに一覧であると、調べたいことがすぐに分かるから本当に便利!これはイイ!
2つ目の「対訳完成文のリスト」は音読を繰り返すことで、文法ポイントを定着するのに役立ちますね。
全978問の完成文とその和訳が一覧になっているので、音読や暗唱の練習がしやすくなっていますね。
特に、国公立二次試験で、英作文が必要な場合には、右側の日本語見て、左側の英語を言うという練習をしておくのはとても有効ですね。
さらに、先生の視点で考えると、この「対訳文完成リスト」を使って小テストができそう!
今の時代、「英語表現」の授業で文法や作文の指導がしにくいのが現状です。
けど、『Bright Stage』を全員購入させると、授業の最初の5分とかで作文の小テストできる。作文の基礎固めが簡単にできそうですね。
英文法問題集という使い方だけでなく、英作文の練習にも利用ができるようになっています。
英文法問題集【Bright Stage】特徴④ アプリ連携の充実
4つ目の特徴は、スマホアプリとの連携を充実させたことです。
最近の英語問題集としては、むしろアプリとの連携は必須になりつつありますね。
この『Bright Stage』は2つのアプリとの連携が特徴です。
1つ目は『Listenin Practice』。
Listening Practice
KIRIHARA SHOTEN K.K.無料posted withアプリーチ
その名のとおり無料音声ダウンロードアプリになります。音声は「対訳式完成文リスト」を練習する際にとても有効ですね。
音読や暗唱をするには音声は不可欠。これまではCD付属だったけど、今の時代はアプリでしょうね。
2つ目は『きりはらの森』です。
きりはらの森
KIRIHARA SHOTEN K.K.無料posted withアプリーチ
あまり評価はよろしく無いのですが、問題演習や音声のダウンロードができて無料で使えます。
『Bright Stage』としては、「暗記カード」と「即戦クイズ」が利用できます。
「暗記カード」では「対訳式完成リスト」の練習が、「即戦クイズ」では簡単な問題演習ができます。
ただ「即戦クイズ」は問題を解いて○と✖︎の判定はしてくれるけど、解説が出ないのが残念なところ。ここらへんが評価の低さかもしれないけど、今後に期待ですね。
まとめ 英文法問題集ならこれからは『Bright Stage』を!
今回は、ど定番の「ネクステ」に続く新問題集の『Bright Stage』を紹介しました。
結論としては、ネクステからうまく進化した新定番の英文法・語法の問題集となっています。
大学受験を目指す新しい必携の一冊になります!
これから、英文法・語法の問題集を一冊仕上げるのならば、『Bright Stage』をおすすめします!
最後までお読みいただきありがとうございました。