英語勉強方法

【英単語が覚えられない人向け】英単語の覚え方|現役英語教師が解説

5月 25, 2020

困った人

英単語が覚えられない。単語を覚えるコツが知りたいです!

英語の勉強で一番苦労するのは単語の暗記。「覚えた!」と思っても、次の日にはすぐ忘れてしまうことも。

悩み

  • 英単語がなかなか覚えられない
  • 暗記が苦手ですぐに忘れてしまう
  • 英単語を覚えるコツが知りたい

こんな悩みを抱えているのはあなただけではありません。

特に、暗記が苦手な人にとっては、英単語を覚えることは死活問題。でもちょっとしたコツで、丸暗記せずに英単語を増やすことができますよ

単語のつくりを意識することでググッと覚えやすくなりますよ。

たそ

この記事では、英単語をなかなか覚えることができない人向けに、英単語を3つのパーツに分けて単語を覚えていく方法からパーツを理解するのに役立つ本までを解説します

英単語を記号として丸暗記するのではなく、パーツごとの意味を知ることで、英単語はずっと覚えやすいものになります

この記事を書いた人

現役英語教師(20年目)。高校3年時、1日14時間の独学で偏差値40台から80まで上げる。浪人を経験し、文学部英文科から英語教師の道へ。英検1級一発合格・TOEIC満点。教育困難校からトップ校で勤務。abcを書けない生徒から東大・京大を受験する生徒まで指導経験あり。

この記事で分かること

  • 単語の効果的な覚え方
  • 単語のパーツ(接頭辞・語幹・接尾辞)
  • 押さえておくべきパーツ

英単語が覚えられないなら単語をパーツに分ける

英単語が覚えられないなら単語をパーツに分ける
英単語をパーツに分けましょう

英単語を覚えられない人は、単語を3つのパーツに分けて考えていきましょう。

漢字を覚える時に「へん」や「つくり」を意識すると、覚えやすいですよね。それと同じように、英単語もパーツに分けるととても記憶に残りやすい。

困った人

漢字の「へん」や「つくり」には意味があるから覚えやすいですね。英単語にも同じようなものがあるんですか?

英単語は3つのパーツに分けて考えると良いよ。

たそ

英単語の3つのパーツ

単語=【接頭辞】+【語幹】+【接尾辞】

  • 接頭辞:方向や性質
  • 語幹 :動作
  • 接尾辞:品詞・場所・人

(例)in・depend・ent

  • in(接頭辞)「否定」の意味「〜ない」
  • depend(語幹)頼る
  • ent(接尾辞)形容詞にする働き

「頼ることがない」→「自立した」

分解したパーツのそれぞれの意味を知っていると記憶に残りやすい気がします。

パーツの意味を理解すれば、丸暗記よりも記憶に残るし、応用がきくからね。

たそ

代表的な接尾辞や接頭辞、そして語幹をいくつか知っておくと、頭に残りやすいですね。さらに、知らない単語に出会った時に、3つのパーツから大まかな単語の意味を推測できますよ。

もちろんすべてパーツが3つから成り立っているわけではありません。

先程の例で言えば、「depend(頼る)」という語幹だけのものもありますし、「depend・ent(依存した)」と語幹と接尾辞の2つのものもあります。

それでは、英単語が覚えられない人向け攻略法として、3つのパーツ①接頭辞②語幹③接尾辞を確認していきましょう。

英単語が覚えられない人向け攻略法①接頭辞

英単語が覚えられない人向け攻略法①接頭辞
接尾辞を押さえましょう

英単語が覚えられない人向け攻略法①はまず接頭辞。「押さえておくべき接頭辞」を確認していきましょう。

すべてをパッと覚える必要はない。少しずつでいいから意識していこう。

たそ
接頭辞意味単語の例
pro-前へpro-spect(見る)
先を見る→見込み
pre-前もってpre-dict(書く)
前もって書く→予言する
con- / com-一緒にcom-pany(パン)
パンを一緒に→仲間
in- / im-中へ・否定in-spect
中を見る→検査する
re-再び・後ろへre-act(行う)
再び行動→反応する
ex-外へ・元のex-press(押す)
外へ押し出す→表現する
sub-下にsub-way(道)
下の道→地下鉄
ad-〜の方へad-mit(送る)
〜の方へ送る→認める
dis-/di-離れてdis-cover(覆い)
覆いを離す→発見する
ob-反対へob-ject(投げる)
反対へ投げる→反対する
inter-間にinter-rupt(壊す)
間で壊す→邪魔する
trans-超えてtrans-port(運ぶ)
超えて運ぶ→輸送する
per-貫いて/完全にper-sist(立つ)
立ち続ける→固執する
se-離れてse-lect(選ぶ)
離れて選ぶ→選び出す

よく使われるパーツなので、接頭辞を押さえておくと単語の意味を覚えやすくなるよ。

たそ

結構、よく目にするようなものばかりですね。接頭辞が単語の意味の中心の語幹と結びついて、いろんな単語が作られています。

英単語が覚えられない人向け攻略法②語幹

英単語が覚えられない人向け攻略法②語幹
2つ目のパーツは語幹

次の英単語が覚えられない人向け攻略法②は語幹です。語幹はその単語の意味の中心になります。

単語の意味の中心を担うものだからたくさんあります。

代表的なものだけを紹介します。

語幹意味単語の例
dic(t)書くin-dicate「中に書き込む」
→「指示する」
duce導くpro-duce「人前に導き出す」
→生産する
form形作るcon-form「一緒に形作る」
→一致する
ject投げるsub-ject「(先生が)下に投げる」
→主題・教科
port運ぶim-port「中に運ぶ」
→輸入する
pose置くpro-pose「前に置く」
→提案する
vol回転re-volution「再び(時代が)回る」
→革命
spect見るre-spect「再び見るくらい」
→尊敬する
vis見るre-vise「再び見る」
→改訂する

1つの語幹に接頭辞がくみ合わさって、いくつもの英単語ができます。

例えば、語幹:ject(投げる)で考えてみると・・・

  • in-ject:中に投げる→注入する
  • e-ject:外に投げる→投げ出す
  • sub-ject:下(の人)に投げる→主題
  • inter-ject:間に投げる→間投詞
  • ob-ject:反対側に投げる→反対する
  • pro-ject:前もって投げる→計画する
  • re-ject:後ろに投げる→拒絶する

接頭辞と語幹の意味が合わさって英単語の意味ができています。1つの語幹でいくつもの単語を覚えられるので、丸暗記よりもずっと記憶に残りやすいですね。

語幹と接頭辞の組み合わせで語彙がどんどん増えていきますよ。

たそ

英単語が覚えられない人向け攻略法③接尾辞

英単語が覚えられない人向け攻略法③接尾辞
最後は接尾辞

最後の英単語が覚えられない人向け攻略法③は接尾辞。「接尾辞」を押さえておきましょう。

接尾辞は主に品詞を作る働きが多いね。

たそ

接尾辞で押さえておきたいのは、品詞を作るもの。

●まずは、語幹にくっついて名詞を作る接尾辞を見ていきます。

名詞を作るもの

  • -sion / -tion : explanation(説明)
  • -ment : enjoyment(喜び)
  • -ance : assistance(援助)
  • -al : approval(承認)
  • -ness : kindness(親切)
  • - (i) ty : equality(平等)

上の例のように動詞や形容詞の後ろにくっついて名詞を作ります。

●続いて、形容詞を作る接尾辞です。

形容詞を作るもの

  • -al : emotional (感情的な)
  • -ous : industrious(勤勉な)
  • -ic : atomic(原子力の)
  • -y : cloudy(曇りの)
  • -ful : beautiful(美しい)
  • -able / -ible : believable(信じられる)
  • -ive : massive(巨大な)
  • -ish : childish(子供っぽい)

名詞(または動詞)の後にくっついて形容詞を作っています。

●名詞・形容詞を作るもの以外で重要な接尾辞は、動詞と副詞を作る接尾辞です。

その他 重要なもの

  • 動詞を作る[ -en / -fy / -ize ]
  • strengthen(強化する)
  • simplify(単純化する)
  • realize(実現させる)
  • 形容詞と名詞を作る[ -ly ]
  • 形容詞+ly = 副詞 slowly(ゆっくりと)
  • 名詞+ly = 形容詞 friendly(友好的な)
困った人

語尾に注意すると品詞が見えてきますね。

接頭辞・語幹・接尾辞の3つを知り、パーツごとの意味を掴むことで、ただ丸暗記をするよりもずいぶんと記憶に残りやすくなります。

単語の3つパーツを知っておけば、単語を覚えやすいだけでなく、他にもいいことがあるよ

たそ

今回紹介した【接頭辞・語幹・接尾辞】の知識があれば、知らない単語の推測もできます。「単語の推測方法」については、別の記事でまとめていますので、合わせてお読みください。

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英単語が覚えられない人が読むべき本

英単語が覚えられない人が読むべき本
パーツをさらに知るための本

今回は、英単語が覚えられない人向けに、「単語のつくり」を意識した覚え方を紹介しました。

この方法を利用すると、丸暗記で単語を覚えるよりも、興味をもって単語を覚えることができます。記憶に残りやすいから、単語力もアップすること間違いなし。

もっと詳しく単語の「つくり」や「成り立ち」を知りたい人に2冊の本を紹介します。

英単語の語源図鑑』は100個の語源(語幹)で10000語をカバーするというもの。接頭辞や語幹をイラストで示してあるので、イメージしやすいですね。

イラスト多めでイメージを掴みやすいです。

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たそ

語源とマンガで英単語が面白いほど覚えられる本』333個の英単語を扱っていますが、すべて4コマ漫画がついていて、楽しく単語の成り立ちが学べます。

4コマ漫画でわかりやすく語源をおぼえやすい

イラストがあった方がイメージを持ちやすいですね。

こうした語源に関する本は「必死に覚えよう」とするよりも、読書感覚で楽しんで読んでください

語源や単語のつくりについての知識が増えていくと、英単語が無機質な記号のようなものではなく、1つ1つの意味を意識して覚えられますよ。

英語力は単語力。語源やつくりを知れば、楽しんで単語を増やすことができる。

たそ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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