*購入半年後の使用レビューを追記しています。
どうも!たそです!
今回は「MRG」というメーカーのアジャスタブルダンベル(中国製)のレビューになります。
「分厚い胸」をゲットする計画のために、お家に可変式ダンベルとインクラインベンチを設置。
ベンチ選びやダンベル選びについては、ついでに下の記事をご覧くださいませ。
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【ぶ厚い胸を求めて】インクラインベンチが欲しい!|コスパ重視の3台で悩んだ件
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【分厚い胸を求めて】可変式のダンベルが欲しい!|4種類のダンベルで悩んだ件
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ダンベルについて色々と悩みましたが、MRGというメーカーさんのダイヤル式のアジャスタブルダンベルを購入しましたよ。
ダイヤル式の本家であるBowflex(ボウフレックス)の廉価版でよくある格安の中国製のものです。
この記事では、購入レビューとして、開封から、実際に使用して気づいたメリットとデメリットについて紹介していきます。
この記事の内容
- MRGのアジャスタブルダンベルに決めた理由
- MRGのアジャスタブルダンベル開封レビュー
- 廉価版の実際の使い勝手
- 半年使って分かったこと
このレビューがダンベル選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
この記事を書いた人
小学1年から大学までサッカー部所属。補強のために始めた筋トレを今でも続ける。多忙な教師をしながら、週2回のジムトレとジョギング。ジムに行かない日は自宅で自重トレを欠かさず行う筋トレマニア。45になった今でも中年太りとは無縁。筋トレバイブル『筋トレが最強のソルーションである』の教えを実践中。
MRGのアジャスタブルダンベルに決めた理由
ダイヤル式の可変式ダンベルはたくさん販売されていますが、本家のBowflex(ボウフレックス)は除外。
高すぎます・・・
中国製の廉価版にしようと思ったわけですが、その中でMRGさんのアジャスタブルダンベルに決めた理由は、コスパと安心感。
圧倒的な安さ!コスパ最高!
おそらく楽天で買うのが一番安いと思います。
私が買った時は、40kgバージョンで、税込35,400円!送料無料!
結局、値段で決めたようなものですが、実はMRGさんは最安値ではないんですね。
MRGさんより安かったものは2つありました。
- 楽天のメーカーや小売店が分からないもの
- Amazonの「夜紫櫻」
この2つ。
アマゾンで販売されているのは読み方すら分からない。正直言って、怪しい。中国の会社?
MRGってどんな会社かな・・と、調べてみました。
大阪に会社がある日本の企業MRG Japanさん。ちょっと調べると、フィットネス用品の販売もしている。他にもブロック型のダンベルも作っているし、HPをちょろっと調べただけですが、きちんとした会社さんみたい。
日本企業というだけで、かなり安心感がありますよね。
さらに、1年間の保証付き。たぶん、保証期間が1年間というのは、私の調べではMRGさんだけだったはず。
価格の安さと日本企業が関わっているという安心感で決めました。
さて、この決断はどうだったでしょうか・・・。
MRGのアジャスタブルダンベル開封レビュー
上の写真のようなのが届きました。
お昼頃に注文して、その日の夕方にMRGさんからメール。
「注文が殺到しているので、当日発送ができない。準備出来次第連絡する。」
という内容でしたが、翌日には発送の連絡がありました。
注文からわずか2日で手元に来ました。ここらへんも廉価版ならでは。正規品は品薄で入荷待ちですからね。
箱が4つも来たんで、間違って2セット頼んだのかと・・・・というくらいデカい箱です。
まず、大きい箱から開封です。
開封したらどでかい発泡スチロールと、英語版の説明書と日本語の説明書。
発泡スチロールを取ると、ダンベルがありました。
意外に厳重に梱包されていてちょっと安心。これなら輸送中に壊れることもそんなに無さそう。
早速取り出して・・・
お、重い・・・
40kgタイプだから当然かもしれないけど、かなり重い。
んー、プレートが何枚か足りませんね。きっと小さい箱に残りのプレートが入っているんでしょうね。
というわけで小さい箱を開けてみます。
おや??発泡スチロールにヒビが・・・。
大丈夫かな・・・。ドキドキしながら発泡スチロールをとってみます。
予想通り中身はプレートでした。
発砲スチロール破れてましたけど、まあプレートが壊れるというのは考えにくいですね。
これが一本のセットで、40キロになります。
私の部屋は2階なので、持って上がるだけで結構苦労しましたよ。
2個セットで並べると結構なスペースを占めます。
合計で80キロですから。持ち運び等もなかなか大変です。
しかし、両サイドのダイヤルを回して重量を簡単に変えられるのはナイスです。
さて、無事開封し、設置も終わったので、実際にちょっと使って、購入前からの不安点をチェックしていきます。
MRGのアジャスタブルダンベルの実際の使い勝手は?
メイドインチャイナのMRGのアジャスタブルダンベル。
色々と不安要素を抱えて購入をしたわけですが、簡単に検証していきます。
購入前に抱いていた不安要素は次のようなもの。
ポイント
- 重量の誤差はあるか。
- サイズが大きすぎないか。
- トレーニング中にプレートは外れないか。
この3つについては、結構悩んでいたわけだったのですが、結局、値段の安さに惹かれました。この不安要素をちょっと検証ですね。
不安検証①重量を1つずつ計ったみた結果・・・
購入前に、動画やブログなどで調べたら、「重量の誤差がかなりある」とのコメントが目につきました。
これはMRGに限らず、ほとんどどの廉価版アジャスタブルダンベルにはあり得るらしい。
ということで、5kgから2kg刻みで40kgまでを実際に測ってみました。自宅の体重計で測っているので、多少の誤差はあると思います。
ダイヤルの表示 | 実際の重さ | ダイヤルの表示 | 実際の重さ |
---|---|---|---|
5kg | 3.85kg (-1.15) | 22kg | 20.80kg (-1.20) |
7kg | 5.85kg (-1.15) | 25kg | 22.25kg (-2.75) |
9kg | 8.15kg (-0.45) | 27kg | 25.00kg (-2.00) |
11kg | 9.65kg (-1.35) | 29kg | 26.90kg (-2.10) |
13kg | 12.35kg (-0.65) | 32kg | 29.30kg (-2.70) |
15kg | 14.35kg (-0.65) | 34kg | 30.75kg (-3.25) |
18kg | 16.55kg (-1.45) | 36kg | 32.75kg (-3.25) |
20kg | 18.55kg (-1.45) | 38kg | 35.00kg (-3.00) |
40kg | 37.00kg (-3.00) |
悪い意味で予想通り・・・しかし、3キロも違うかぁ・・・
誤差が多少あるのは覚悟していたんですが、34kg以上が、3キロマイナス。かなり誤差が大きい。
おそらく、一番大きいプレート自体の重さが間違っているのでは・・・。
誤差1kg以内というのが、9、13、15の3つだけ。
私自身ある程度覚悟していた部分なので、そんなにショックでもないですが、実際の重さが分からないと少しトレーニングしにくいですね。
重量誤差が気になる人は、廉価版のダイヤル式は買わない方がいいかもしれないですね。MRGだけでなく、ほとんどの中国産の廉価版はかなり誤差があるようですよ。
不安検証②サイズ感はどうなのか
私は40kgタイプを購入しましたが、正直言って・・・
デカい!そして長い!重い!
40kgタイプは想像以上にデカい。
動画とかでサイズ感は確認したのですが、やっぱり実際に見るのと手に持つのは違いますね。
24kgと40kgのどちらを買うかでかなり悩みました。
ズバリ!40kgはデカいし、重い。
長さ的にスイッチ2個分・・・。
大き過ぎたかなー、24kgでも良かったかも・・とは思っています。
40kgは重いので、ちょっと置いただけで、マットが凹みます。
床に直接置くのはやめた方が良いですね。
見た目はともかく使い勝手はどうか。
トレーニングしていて気づいたんですが、普通のダンベルよりも長いので、やりづらいトレーニングがある。
普通のダンベルより明らかに長さがあるので、体にぶつけたりすることがあります。
よく見かける10kgの鉄アレイの1.5倍は長い。
ダンベルプレスやダンベルフライなんかは大丈夫ですけど、ブルガリアンスクワットとかだと、たまにベンチや脚に当たります。
要は慣れの問題かもしれません。気をつける必要がありますね。
不安検証③プレートは落ちないか?
結論。
普通に使っていたら落ちない。
ダイヤルできちんと設定しておけば、安定してプレートは固定されます。
乱暴に扱ってしまえば機械的な故障をして外れやすくなることがあるかもしれませんね。
「アジャスタブルダンベルのプレートが外れる」という動画を見ても、原因としては、ダンベルを落としたり、ぶつけたりということがあって、外れやすくなったようです。
ダンベルを置いたり、台座に戻したりするときに少し神経を使ってしまうのはデメリットかもしれないですね。
使って気づいた気になるところ
さて、購入する前からの不安点は想定内というところで一安心でしたが、1週間程度使って、ちょこっと気になったことがあります。
台座に戻すのにコツが必要な時がある。
例えば、11kgのダンベル。
そして、11kgでトレーニングしてる時の台座。
この台座にダンベル戻すときに、ストンっと簡単にハマる時もあれば、うまくハマらない時もあります。
写真のようにうまくはまらずに、多少イライラすることがあります(笑)。
まあ、ちょっとコツが必要でして、トレーニングで追い込んで腕しんどい時だと、ぬおーっとなりますね。
廉価版ダイヤル式のまとめ
- 重量の誤差がかなりある
- 想像以上にでかい(特に40kg版)
- 丁寧に扱う必要がある
- ちょっとコツが必要
購入前から気になっていた点を3つ検証してみました。
良い意味でも悪い意味でも想像通り。
後は、少しだけ扱いにコツが必要ですね。
ここらへんも踏まえて3万5千円程度の価格設定と考えると、まずまずのダンベルですね。
MRGを半年間使った結果分かったこと(追記)
ここからは、半年間MRGのアジャスタブルダンベルを使ってみての追記になります。
まずは、メリット的なことを。
- 自宅で高負荷のトレーニングできる。
- その時に体調に合わせて、簡単に重量が変えられる。
これは予想通りですね。まあここらを期待してアジャスタブルダンベルを買ったのですけど。
コロナのこともあって、ジムが閉まっている時期もあったし、ジムに行けても時間制限があったりして、ゆっくりトレーニングできなかったけど、アジャスタブルダンベルのお陰で自宅でトレーニング可能。
しかも、42kgまでだから、かなり高い負荷をかけて筋トレができたのは良かった。
続いて、デメリット的なこと。
- サイズが大きすぎる
- 42kgも不要だったかもしれない
最大42kgのものを購入したのが原因だったと思いますが、正直言って、42kgは要らないかもしれない。
少なくとも半年使って最大の42kgで使ったことがありません。
さらに、42kgのアジャスタブルダンベルってめっちゃでかいから、邪魔です。広い部屋の人はいいかもしれないけど、私のように少し手狭なお部屋だと・・・・。
ということで、あまり身体を鍛えていない人には24kgのセットでも十分かと思いました。
ただ、24kgでは物足りないとお考えの方ならフレックスベルかな。
私が買った42kgタイプの約2倍のお値段だけど、見た目のスタイリッシュさ、デザイン性、コンパクトで場所をあまり取らない、という点でかなり優れていると思いますね。
ちなみにフレックスベルの購入は、NÜO社の正規代理店として販売しているMotionsFitから購入した方がサポートや品質面でも安心ですね。
まとめ お金があればフレックスベルもあり
今回は、MRGの可変式ダンベルの開封レビューをお届けしました。
さらに、半年間の使用レビューも追記しました。
購入前にチェックしていた不安点は予想通りだったので、自分の中では満足。
何よりも安く約5kgから約40kg(正確には4kg〜37kg)のダンベルが揃えられるというのはかなりのメリット。
45歳にして始めた「大胸筋を鍛える計画」。
とりあえず、厳しい予算内でダンベルとインクラインベンチを5万円以下で調達することができました。
もう少し予算があれば・・・と考えると。
ベンチはリーディングエッジでまず満足しています。
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ダンベルをフレックスベルにするかな??
もちろんコストは倍(約65,000円)かかりますけど、おそらく重量の誤差は少ないでしょうし、サイズもそこまで大きく無さそうですからね。
なるべく安く揃えたいのならMRGの廉価版を。
もう少し高くても、良いものが欲しいならフレックスベルというのもあり!
このレビューがダンベル選びに悩む方の参考になれば幸いです。皆様が良いダンベルに出会えますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。