英語の勉強はくり返しが大切なのは分かるけど、分厚い問題集が多くて、何回もできないわ。
ゴツい問題集が多いのも確かだけど、薄くて取り組みやすいものもたくさんあるよ。
英語の勉強で大切なのは、文法問題や長文問題の演習をすること。「量より質」とはいうものの、語学の勉強では、やはり量をこなすことが重要ですね。
問題を一度解くだけでなく、くりかえし解くことで、問題のポイントが理解できるし、文法事項の定着ができます。
特に、おすすめ勉強方法は薄い問題集を何度も繰り返すこと。
分厚い問題集では、何度も繰り返しするのは少し辛い。その点、薄めの問題集であれば、手軽に取り組みやすい。今回は、英語の学習におすすめの薄い問題集をたくさん出版している「日栄社」の問題集を紹介します。
この記事で分かること
- 英語学習におすすめの薄い問題集
- 薄い問題集のメリット・デメリット
- 薄い問題集と言えば「日栄社」のおすすめ問題集
注意
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おすすめの薄い問題集のメリット・デメリット
薄い問題集を手にして、何度も繰り返し演習をする勉強方法は確かにおすすめですが、「薄い問題集」にもメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットをしっかり理解し、現在の自分の英語学習にふさわしい利用の仕方をしましょう。
まずはメリットからチェック!
薄い問題集のメリット
- 薄いから何度も繰り返せる
- 薄いから気持ち的に手軽に取り組める
- 値段が安い
やはり薄さゆえのメリットは、手軽に取り組めて、繰り返し学習がしやすいことですね。そして、一般的な問題集より圧倒的に安いという点も忘れてはいけないメリットです。
次にデメリットも確認しよう!
薄い問題集のデメリット
- 解説が少し物足りない
- 問題量が少し物足りない
- 種類が少ない
1番のデメリットは解説の量でしょう。ほとんどの薄い問題集は、別冊の解答集が付属していますが、他の問題集と比べると、解説が詳しいとは言えません。
しかし、ポイントを絞っていて、必要十分な内容だから、長ったらしい解説が苦手な人にはちょうど良いかもしれません。
薄い問題集はこんな人におすすめ
- 分厚い問題集だとやる気が出ない
- 何度も繰り返し演習がしたい
- ある程度の英語力があり簡単な解説と解答で十分理解できる
- 安くて質の高い問題集が欲しい
この4点に1つでも当てはまれば、薄い問題集に挑戦してみよう。
おすすめの薄くてコスパ最高の問題集なら『日栄社』
薄い英語問題集に挑戦しようと思ったら『日栄社』の問題集は外せません。
日栄社?あまり聞いたことがないかも・・・。
日栄社さんは、学校採択(学校への販売)が多く、あまり書店に問題集が並ばないので、一般の人には馴染みが薄いかもしれませんが、学生や教員であれば一度は目にしたことはあるはず。
「1日1題・30日完成シリーズ」や「集中2週間完成シリーズ」なんかは聞いたことある人は多いと思うよ。
あー!なんか見たことあるかもしれない。
30項目の英文法の学習ができて、429円(税別)は圧倒的に安いですね。薄くて安いと言っても、1日の分量や解説も必要十分なものになっています。
1日分は見開き1ページで構成されています。
左ページの説明を見ながら、右ページの問題演習をしていくオーソドックスなもの。イラスト等がないシンプルなデザインで好き嫌いが分かれそうですが、そういうところでコストカットをしています。
解答・解説も見開き1ページでシンプルにまとまっているよ。
問題のポイントを解説するというスタイルだから、問題を解くための解説は必要十分だけど、「一から英文法を学びたい」という人には向いていないかもしれないですね。
正直言って、500円でこれ一冊ゲットできるのは最強にコスパが良いですね。
おすすめの『日栄社』の問題集はこの3つ
薄い問題集の代名詞『日栄社』の問題集。今回は、特におすすめの3つを紹介します。
残念ながら、学校専売品が多くて、市販で手に入るものは限られていますが、その中でも「これは!」というものを紹介します。
発展30日完成 [1] 英文法(高校初級・中級用)
まずは文法問題集から「発展30日完成 [1] 英文法(高校初級・中級用)」をおすすめします。先ほども、紹介したように、1日1項目、見開き1ページとシンプルにまとめられています。
高校生に必要な英文法の基礎を完成することを目指して編集されており、演習問題として624題を収録し、文法項目およびそのルールをすべてカバーしています。
1日見開き1ページだから、頑張れば2週間もあれば終わります。1度解いて終わりとせずに、何度も繰り返し問題演習ができますね。
発展30日完成 [5] 英語長文を読むためのパラグラフ・リーディング(高校初級用)
続いて、英語長文用の問題集から「英語長文を読むためのパラグラフ・リーディング」です。
パラグラフリーディングに特化した問題集はそもそも少ない中で、初級・中級・上級と3種類あるのは大変ありがたいですね。
パラグラフ・リーディングの技法を学び、英語長文を読む力を飛躍的に伸ばすことを目指して編集されています。
「文章全体の論旨を大きく把握する」ことを徹底して学習することができますね。
1からパラグラフリーディングの演習がしたい人にはおすすめの一冊になります。
書き込み式だけど、書き込まずに繰り返し利用できるようにノートに解いていくことをおすすめします。
毎年出る 頻出 英語長文<改訂版>
最後に紹介するのは「毎年出る 頻出 英語長文<改訂版>」
おそらく日栄社で一番有名な英語の問題集でしょう。
タイトル通り、毎年出題される英語長文問題が30題用意されています。大学受験の最後の仕上げの演習としては最適の問題集。
日栄社にしては850円(税別)と少し高めの価格設定ですが、英語長文が30題収録されていることを考えるとかなりコスパは高いです。
一般的な問題集だと15題くらいで1000円超えるからね。
シンプルな構成だけど、頻出の英語長文を30題がっつり演習ができますよ!書き込み式ではないので、ノートを作ってじっくりと取り組むことをおすすめします。
まとめ 薄い問題集で演習量を増やそう
今回は、繰り返しの問題演習に最適な「薄い問題集」、特に『日栄社』の3冊のおすすめの問題集を紹介しました。
『日栄社』さんは、派手さはありませんが、しっかりとした問題集を作り続けています。
日栄社は「安くて薄くて中味が濃い」という、読者がいつの間にか作って下さった、小社を端的に表す言葉を拠り所にして努力を続けて参ります。
日英社HPより
ぜひ「安くて薄くて中味が濃い」問題集を繰り返し利用して、英語力の定着に役立てましょう。
とりあえず、「薄くて使える問題集」ならば日栄社を選べば間違いない!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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