ブログの書き方が・・・・分からない。いまだに文章構成のコツがつかめないぃ。
ブログの記事を書こうとしても、なかなか書けない。
せっかく書いても、読み直したら書き直したくなってしまう。
ブログを始めたばかりの初心者は、ブログの文章構成をどうしたらいいのかで悩みますね。
悩み
- ブログの書き方が分からない。
- 読まれるブログが書きたい。
- 記事のテンプレートが知りたい。
今回は、ブログを始めたての人でも使えるブログ構成6つのテンプレートを紹介します。
初心者ブロガーが初心者ブロガーのためにすぐに使えるものを厳選しました。
この記事でわかること
- ブログ構成の役立つ6つのテンプレート
- ブログの文章構成に役立つ本
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ブログの書き方コツ 構成に役立つ6つのテンプレート
「ブログの書き方のコツが知りたい!」
コツは色々とありますが、今回は記事構成のテンプレートですよ。
ブログのテーマも決まって「さぁ書こう!」と思っても、構成が・・・と悩んで筆が(タイピングが)進まない。
そんな初心者の方へ今日から使えるブログ構成のテンプレートを紹介します。
ブログの書き方コツ① PREP法を使う
最初のテンプレートは「PREP法」です。
それは以前聞いたことがある。
プレゼンテーションのメソッドとしても有名ですね。
PREPとは?
- P:Point (結論・要点)
- R:Reason(理由)
- E:Example(具体例・証拠)
- P:Point (結論・要点)
結論からズバッと述べる!
まず結論を述べて、その後に理由づけ、具体化、そして最後に結論をもう一度。
シンプルかつ説得力のある構成ですよ。
ブログで具体的な使い方を考えてみましょう。
PREPのレシピ
- Point(結論・要点):英語のリスニング力を鍛えたいなら海外ドラマを利用すべきです。
- Reason(理由):なぜなら海外ドラマでは楽しんで続けることができ、手加減の無いネイティブの自然な英語を聞く練習ができるからです。
- Example(具体例・証拠):私は海外ドラマで英語を聞く練習が継続できたおかげで、TOEICのリスニングセクションでも満点をとることができました。
- Point(結論・要点):英語のリスニング力を継続して鍛えていくために、海外ドラマを利用すべきです。
このように分かりやすい構成にすることができます。
最初のPointが記事のタイトル。次のReason〜Pointまでを大見出し(H2)とすれば、記事の構成が出来上がりますね。
PREP法を使った記事の構成については、別の記事でもう少し詳しく書いていますので、合わせてお読みください。
-
【初心者】学び直しWebライティング2『記事構成作りにはPREPで!』
続きを見る
ブログの書き方コツ② SDS法を使う
続いてのテンプレートは「SDS法」を使うものです。
それは初耳!SDS法?
これもPREPと同様によくプレゼンで利用されていますよ。
SDSとは?
- S:Summary(文の要約)
- D:Details(詳細な説明)
- S:Summary(文の要約)
これもまず要約で最初にズバッと伝える!
このSDS法はいろんな場面で使えるかなり便利なテンプレートです。
ブログに当てはめて具体的に考えてみましょう。
ちなみにこの記事がSDS法ですよ。
SDSのレシピ
- Summary(文の要約):今回はブログの構成の6つの型を紹介します。
- Details(詳細な説明):その6つはこちらです。・・・・・(1つずつ説明する)
- Summary(文の要約):以上が6つのテンプレートになります。初心者の方でも今日から使えます。自分のテーマに使えそうなものを利用してください。
結構よく見る型のような気がするね。
それだけ使い勝手が良いということですね。
SDS法は、この記事のように何かの情報を説明するのに適しているし、簡単に使えます。
しかし、インパクトに欠けるという欠点?もありますね。
ブログの書き方コツ③ 問題解決型
3つ目のテンプレートは「問題解決型」になります。
お!これはイメージしやすい。
問題解決型
- 問題:読者が抱えている問題
- 原因:その問題の原因
- 解決法:原因を解決するための方法
想定する読者が抱えている問題にコミットする!
これもよく目にするブログの型です。何かを売りたい場合、セールスによく使われますね。
ブログにかぎらずテレビCMでよく使われていますよ。
緑色の野菜のジュースのやつだね・・きっと。
さて、ブログの構成に当てはめてみると・・・。
問題解決型のレシピ
- 問題の提示:英語ができるようにならないと悩んでいませんか?
- 原因の指摘:その原因は自分に合わない教材を使っているからです。
- 解決法の提示:この○○○は一人ひとりの英語力に最適の学習方法を提案するので、あなたの英語力もきっと向上します。
この問題解決型もよく使われていますし、使いやすい型ですね。
ただし、「解決法の提示」に信頼性を持たせるような書き方をしないと「嘘くさい」と思われてしまいますね。
ブログの書き方コツ④ ゴールデンサークル理論で書く
4つ目は「ゴールデンサークル理論」で書くテンプレートです。
ゴールデンサークル・・・?
サイモン・シネック氏が2009年のTEDの講義で提唱した理論。
すごくざっくり簡単にいうと、人は what(何を)でなくwhy(なぜ)で行動するから、話をするときは「why → how → what」の順番の方がいいですよ、という内容です。
この「ゴールデンサークル」を参考にして「WHY(なぜ)」をスタートにします。
ゴールデンサークル
- WHY(なぜ):目的や理由
- HOW(どうやって):方法や手段
- WHAT(何を):具体的にすること
最初にWHYの部分でバチッと読者を惹きつける!
いわゆるできる会社はこの方法でプレゼンをしていますね。代表的なのはAppleですよ。
この「ゴールデンサークル理論」をブログの記事構成に当てはめてみましょう。
ゴールデンサークルのレシピ
- WHY:なぜ筋トレが必要か。それは筋トレであなたが抱えているほぼ全ての問題が解決するからだ。なぜなら・・・・。
- HOW:筋トレを始めようと思ったら、まずは下半身のトレーニングから始めよう。その理由は・・・。
- WHAT:下半身メニューの最初の一歩はスクワット 。詳しいやり方は・・・
最初のWHYの部分はすごいインパクトがある!
ゴールデンサークル理論は最初のWHYの部分で読者の心に訴えかけるのが特徴になります。
WHYはブログの価値観を伝えるところ。
だからこそ最初のWHYの部分をしっかりと考えないといけないですね。
ちなみにアップルのWHYは・・・
「 我々のすることは全て、世界を変えるという信念があります。アップルは違う考え方 (Think Different) に価値があると信じています」
深いですね・・・。
ブログの書き方コツ⑤ 成功体験を書く
5つ目は自分の「成功体験」を語りましょう。
なるほど。「これをやったら上手く行った」みたいなことを書くんだね。
その通りです。ただ、ビフォー・アフターを意識しましょう。
特に自分の体験のストーリーは、実体験だから説得力があります。
成功体験
- ビフォー:悩んでいた過去の自分
- 解決策:悩みを解決した方法
- アフター:現在の理想の状態
読者が感情移入しやすい!読者の感情に訴える。
自分のストーリーを語ることで読者に訴えるんですよ。
では「成功体験型」をブログの記事に当てはめてみましょう。
最初に現在の理想の状態を述べてスタートです。
成功体験のレシピ
- 理想の現在:今では、英語を教えていたり、英検1級取得、TOEIC満点をゲットしたり、英会話も楽にできます。
- 過去の自分:高校時代は偏差値40で英語は大の苦手で、どの大学にも入れない。英語の勉強をしたけど、対して効果がなかった。
- 解決策:そんな時に雑誌で目にした「○○○」という英語教材のチラシ。ワラにもすがる思いで購入し、必死にやってみた。
- 理想の現在:その結果、たった3ヶ月で偏差値は80台に。そして、大学では英語を専門に勉強することになった。今の自分の英語力があるのは「○○○」のおかげです。
ビフォーで、過去の自分が抱えていた悩みを伝えることで、読者の共感を得ることができます。
自分が持っていたのと同じような悩みを抱えた読者に対して発信していく場合に利用できるテンプレートですね。
ブログの書き方コツ⑥ 認知的不協和を利用する
最後の型は「認知的不協和」を利用するものです。
認知的不協和・・・?
認知的不協和
ざっくりいうと・・・
自分の中で矛盾する認知を同時に抱えたときに不快感を覚える。
これを解消するために、自分の態度や行動を自分の都合よく変えていく。
まだ少し分かりにくいですね。ブログにどう生かすを考えてみましょう。
認知的不協和
- 読者が持っている常識
- 読者の常識を覆す(認知的不協和)
- 新しい常識を提示(認知的不協和の解消1)
- 新しい行動を促す(認知的不協和の解消2)
一般常識をひっくり返して読者を惹きつける!
人間は認知的不協和を感じたら、それを解消するために2つの行動をしようとします。
- 新しい認知
- 行動の変化
この2つの行動をブログでは利用していきます。
もう少し具体的にブログの型に当てはめて考えてみましょう。
認知的不協和のレシピ
- 常識の確認:英語をペラペラ話すには留学しかないと思っていませんか?
- 常識の否定:留学しなくても英語を話せるようになります。実際、私自身、留学経験がなくても、英検1級の面接を一発で合格していますし、ネイティブと一緒に仕事をしています。
- 新しい常識(認知)の提示:留学しなくても、きちんと正しい学習をすれば、ペラペラに英語を話せるようになります。これから具体的な手順を紹介します。
- 行動を促す:以上説明した○○をしていけば、日本にいても英語をペラペラに話せるようになります。
認知的不協和を利用した型は、最初のインパクトと説得力が必要です。
常識を否定して、自分の新しい常識を提示するのだから、しっかりした根拠を用意しましょう。
この方法は、読者の注意をグッと惹きつけることができますね。
6つの型を組み合わせる
今回紹介した6つのパターン。単独で使っても良いですが、組み合わせることもできます。
この記事は「SDS法」と「問題解決型」を組み合わせています。
本記事の構成
- 問題の提示:ブログの書き方が分からないと悩んでいませんか?
- 原因の指摘:ブログ構成の型を知らないからです。
- 解決法の提示と要約:ブログ構成の型を知れば、構成が楽になり文章が書きやすくなります。6つのテンプレートを紹介します。
- 詳細:6つのテンプレートを1つずつ紹介します。1つ目は・・・・。
- 要約:6つのテンプレートを利用してブログを書いてみましょう。
なるほど。結構自由に組み合わせられるんだね。
自分が伝えたいことを、分かりやすく、そして読者に読んでもらえるように書くために、今回紹介したテンプレートを単独で使ったり、組み合わせてみたりすると良いですね。
ブログの書き方のコツをさらに学べる本
今回は、ブログの書き方のコツとして、初心者でも使える6つのテンプレートを紹介しました。
「記事をどんなふうに書いたら良いのかわからない」と悩む人は、6つのパターンの中で自分が書きやすそうだと思うものを選んで利用してみましょう。
今回紹介したテンプレートより、もっと詳しく記事の構成について具体的に知りたいという人は以下の本を読んでみてください。
ブログにかぎらず文章をわかりやすく書くコツが具体的に示されています。とりあえずいちから文章の書き方を確認したい人向けです。
こちらはブログに特化したもの。SEOなどブログに必要な要素も含めて説明してあります。表紙のイラストと違って(?)、かなりの親切設計で、初心者でもブログに必要なライティングについて勉強できます。
日々勉強。一緒に頑張っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。