
今回は、SONYのICレコーダーを購入したので、ちょろっとご紹介です。
先生やって長いこと立ちますが、先生という職業柄、「 ICレコーダーって必須だよなー」と最近感じております。
おそらく学校に1つ2つは備品としてあると思うけども、そんなに高いものではないので個人で一本持っておくと何かと便利なアイテム。
ICレコーダーって、先生っていう仕事、特に英語の先生ならではの利用法があります。また、英語学習をしている方にもおすすめのツール。それがICレコーダーです。
この記事では、先生や英語学習者に役立つICレコーダーの活用方法や私が今回買ったSONY製のICレコーダーの簡単なレビューをお届けします。
英語を勉強している方や先生、さらにはICレコーダーの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
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ICレコーダーの活用方法(先生編)

ICレコーダーの主な機能は「手軽に音声を録音すること」です。
この「手軽に」っていうのが大事ですよね。
先生という職業柄、次の3つの場面で活用できますね。
- 研修や会議などの議事録に活用
- 保護者や生徒との対応の際に利用
- 英語の授業で生徒の英語の発声を録音する
3つ目は英語の先生限定ですけど、かなりの便利グッズです。
研修や会議の録音に最適
先生って意外に会議や研修が多い職業なんです。
年に数回、多いときは10回くらい研修に参加しますし、研究会(私の場合は英語の授業の研究会)なんかもあるので、その際の講演や講習内容を録音しておくと、後で報告書書くときに便利です。
正直、激務の中で研修したり、会議あっても半分寝てますし、やっぱ録音しとくと便利。
学校では、外部の方の講演会(生徒向け)がよくあります。
最近だと、オリパラに関連した講演会が毎年あるんですが、結構いい話してくれるんですよね。そういう講演会の話って、生徒集会とかで、教員が話すネタになります。
ICレコーダーって手軽に録音しておいて、ネタをストックしておくのもありですよね。
保護者・生徒対応には必須

「保護者や生徒との対応」においては、ICレコーダー必須の時代に突入です。
最近感じるけど、以前よりも保護者対応や生徒対応がすごく難しいことが多い。特に、「言った、言わない」のクレーム?議論になることが本当に増えました。
モンスターペアレンツとまではいかないですけど、以前よりも言動にケチをつける?方が増えたと思います。
だから、私は保護者対応の際には、「校内で情報を共有するために、録音させてくださいね」と一言伝えて、録音しております。

やりづらい時代になりましたね・・・。
とはいえ、このICレコーダーで、保護者や生徒とのやりとりを録音することは、自分の身を守る方法だから、積極的に活用したいですね。
録音をしていると、こちら側(先生側)もちゃんと考えて話すようになるしね。
私自身振り返ってみると、保護者や生徒との対応において、熱くなって、感情論で話をすることが多かったです。その結果、言葉使いを間違って、キツイ言い方なんかをして、相手に嫌な思いをさせたこともありましたし、余計にもめたことも。
「録音してる」というそれだけで、ちょっと冷静に話ができるようになるんですね。
これ意外に大事ですよ。
英語の授業で生徒の発音をチェック

私は英語の授業で、音読テストや暗唱テストなるものをいまだにやってます。
ただ聞くだけではつまらないので、生徒の音読や暗唱を録音して、その生徒に聞かせてあげています。まあ、相当恥ずかしいみたいですけど。
やっぱりフィードバックって大切だと思います。
ただ音読や暗唱をして終わりではなくて、自分が話している英語が実際にどんなものかを聞くことって大事ですよね。
自分の音を聞いてみることで、発音なんかを改善できるものです。
まあ、結構生徒は恥ずかしがっていますが、上手な生徒の英語をみんなに聞かせたりすると、意外に盛り上がりますよ。
ICレコーダーの活用方法(英語学習編)

続いて、ICレコーダー活用法、英語学習編です。
私は、英語教師なので、英語学習者の視点から考えて、ICレコーダーって便利だなーと感じます。
手軽に録音できるって、英語の発音練習には最高です。
自分の英語を録音して、聞いて、改善する。
これすごい大事なんですけど、意外に録音って面倒くさいんですよね。でも、ICレコーダーってワンタッチで録音できます。
具体的には、次の2つの活動に最適なツールですね。
- 音読練習を録音
- シャドーイングを録音
音読練習は定期的に録音して、自分の発音やアクセント・イントネーションなんかをチェックしておくと、音読効果がググッと向上します。
音読の詳しい手順については、下の記事をご覧ください。
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【英検・TOEIC対策にも】3ステップ正しい英語音読の方法
続きを見る
ICレコーダーはシャドーイングのチェックにも役立ちますよね。
英語の音声をスマホかなんかで流して(イヤホンで)、シャドーイングを録音する。この録音って意外に難しいんですね。
昔だったら、マイク付きのヘッドセットとか装着してやっていましたが、ICレコーダーなら本当に簡単に録音できますよね。

本当に便利な世の中になりましたね。
シャドウイングのやり方や手順は下の記事をご覧ください。
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【使える英語が身に付く】シャドーイングの正しいやり方
続きを見る
SONY製ICD-UX570のレビュー

さて、今回私が買ったICレコーダーはSONY製ICD-UX570です。
別に音楽を録音するわけでなく、あくまでも記録用としてのICレコーダーなので、音質とかそこまで求めていないので、ぶっちゃけなんでも良かったのが本音。
こういうガジェット系を選ぶポイントってブランド力だと思っています。
同じスペックでも、無名の安いやつより、SONY製品の方が、メルカリやヤフオクで高く売れます。
ただそれだけで、この製品に決めました。
まあ、本来であれば、バッテリーの持ちなんかは結構大切だと思いますけど、私の用途では何時間も連続で使うことはほとんど無いと思います。
所有欲を満たす外観

正直言って、かっこいい。
サイズ感はコンパクトで申し分ないし、有機ELディスプレイも非常に見やすい。

なんか持っているだけでちょっと仕事できる感が漂います。
ついつい自慢げに使ってしまう自分が恥ずかしいですね。
機能的には可もなく不可もない

機能的には、ワンタッチで録音できれば、私的には十分ですが、次の3点がお気に入りポイントです。
- USB充電が可能
- マイクロSDカード対応
- スライド式(収納式)USB端子
私は乾電池式よりも、USB充電式が好きです。
乾電池式は、出先でバッテリーが切れたときに、コンビニとかで乾電池を購入できるというメリットがあるけど、私的には、むしろ乾電池買わないといけないというところが面倒臭い。
さらに、SONY製のこの子はUSB端子がスライド式で結構おしゃれ。

こういうちょっとした所のデザイン感はさすがSONYって感じですね。USBケーブルとか持ち歩かなくて良いから助かります。
内蔵メモリは4ギガですが、マイクロSDに対応してるので、その気になれば容量はいくらでも増えますね。

まあ、MP3であれば、4ギガでも40時間近く録音できるので、そんなに困ることはないでしょうね。
マイクや音質なんか、あまりこだわりがないので、自分が使う用途であれば、必要十分な機能だと思います。
何より持っててカッコいいのが一番です。
まとめ スマホでも良いけれど・・・

今回は、ICレコーダーの活用方法とSONY製のICレコーダーの簡単なレビューをお届けしました。
ぶっちゃけ、録音するだけなら、スマホでも楽勝でできますけどね。
ただ、今の時代って、まだまだ会議中や研修中、保護者との対応中にスマホを、堂々と出しているのに気がひけるんです。その点ICレコーダーだと誰も気にしません。
さらに、ICレコーダーってスマホよりコンパクトだし、機能が録音に特化しているから、スマホよりも録音がさっとできるんですね。スマホだと録音してる間に他のことしにくかったりしますし。
以前は、私もスマホで十分って思ってたんですけど、一度使ってみたら、便利すぎてハマって?しまいました。
トラブルを防いで、ミスなくお仕事をするため、また語学学習の際にも、ICレコーダー。おすすめです。