うちの娘は小学5年生です。英会話教室なんかには行かせていませんが、小学5年生頃から英語に興味を持っており、小学5年生の秋に、英検5級に合格しました。
調子に乗って「英検4級に挑戦したい!」ということで先日受験しました。(2020年1月時点)
あと5点で不合格となりました。あれ?意外に惜しい・・・。
しかし、挑戦したい!って意欲が一番大切。いや本当に。
今から英語の英才教育をしてやる!
英語のプロとして「娘の英語力をアップするプロジェクト」をこっそり(自分の中で)立ち上げました。
英才教育はすでに手遅れかもしれませんが、どうやって小さいお子さんに英語を教えていけばいいのか。小学校の子供に英語の勉強をさせたい、英検を受験させたい、とお考えの保護者の方の参考になれば幸いです。
(2020.11.24追記)
コロナの関係で、2020年度第1回は棄権して第2回にチャンレンジした娘は無事4級に合格しました。
得点率の合計は約6割。筆記3割ちょいリスニングは9割オーバーという、見事に耳に特化した結果になりました。次は3級にチャレンジですね!
この記事でわかること
- 小学生の英語の勉強の仕方
- 小学生で英検に合格するための勉強法
子供の英語教育は耳と口から始めよう
子供に英語を教えるには「耳(聞くこと)と口(話すこと)を中心に」。小学生は「ハロー」と言えるけど"hello"とは書けない。
聞いたことの方が圧倒的に頭に残りやすい。
文法教えたいけど、最初はグッと我慢するべし!
文法から入ると高確率で英語が嫌になってしまいます。まずは、耳や口を使う学習を考えていきましょう。
実際に英検5級受験に際して、うちの娘がやったことを紹介しましょう。
英検5級に挑戦した娘の英語スペック
英検5級にチャレンジした時の娘の英語力や英語の環境を確認しておきましょう。
英検挑戦時の娘の英語環境
- 小学5年生もうすぐ6年生
- 生まれも育ちも日本。born and raised in Japan!もちろん海外経験なし。
- なぜか英語には意欲がある。(これが1番大事)
- 小学校の外国語活動で月に数回ほどネイティブの先生の授業があるので、すごく簡単な語彙、受け答えは知っている。
- そのおかげでリスニング力が意外にある。英語の文法の知識はほとんどない。
- 父が英語教師
2020年1月時点
以上のようなのが、うちの娘のスペックです。
「父が英語教師」という点を除けば、よくいる普通の小学生。私の娘の実践が役立つ小学生もいるはずです。
小学5年生の英検5級対策 受験前にしていたこと
それでは、実際に、英検5級を受験する前にしていたことを2つ紹介します。
- 英検対策に勉強したこと
- 使用した教材
小学5年生の英検5級対策①準備したこと
小学5年生の英検5級対策として準備したことは2つ。
単語力とリスニング力の向上。
英検5級の過去問題をチラッと見たところ、そんなに高度な英語の知識を求められていません。当たり前ですが。
必要なのは単語の知識!
といってもその単語を使いこなすレベルでなく、英単語の意味が分かれば大体解答できる問題です。
リスニングは、クラスルームイングリッシュ程度の受け答えができればいけそうな問題です。
準備したこと詳細
- 対策問題集と単語帳をする。問題集は1日1ページ、単語は1日10個くらい。負担にならないように調整。娘を見るたびに口頭で単語クイズ出した。何度も単語に出会うことが大切。
- わからない語彙は調べてノートに書き出しておく。単語の調べる方法として、最初は英和辞書を一緒に引いて、使い方を教えた。
- iPadの英検対策アプリで遊んでリスニング問題を解く。最近はこういったアプリでリスニング練習ができるから良いですね。
時間設定は30分程度にしておきました。仮に終わらなかったらそれはそれで良い。メリハリは大切です、
小学生に長い時間の勉強させると、かえって英語嫌いになってしまいます。
こんな感じで合格しました。
小学5年生の英検5級対策②実際に使った教材
小学5年生の英検5級対策で実際に使った教材。
まずは問題演習用。『1日1枚!英検®︎5級問題プリント』になります。
1日1枚とやる範囲が決まっているから小学生でも取り組みやすい。しかも、保護者の管理もしやすいですね。
続いて単語対策は、定番の旺文社の『出る順パス単』シリーズ。
これは普通の単語帳でなく書き込み式になっています。小さい子は書込み式の方が良いですね。
普通の単語帳だと、「単語帳を開く、ノートを開く、単語帳をみながら、ノートに書く」という作業になります。
大人が考えている以上に煩雑な作業で集中力が落ちます。書き込み式であれば、1つのことに集中できるので、取り組みやすくなりますよ。
ポイント
小学5年生の英検5級対策の目標イメージ
英検5級の目標得点率は6割くらいです。
小学生にとっては『筆記3割』『聞き取り9割』が目指すべきライン
うちの娘のような普通の小学生の場合、そんなに語彙力は身に付いていません。
一方で、小学校の外国語活動のおかげである程度のリスニング力は付いているはずです。リスニング練習をたくさんして、リスニングで点数を稼ぐイメージを持たせましょう。
リスニング練習にはアプリがオススメ。英検5級に対応している無料アプリを利用しましょう。
英検リスニングマスター 5級4級
WAO CORPORATION無料posted withアプリーチ
「英検リスニングマスター」はガチの神アプリ。
イラスト多めのクイズ形式だから、小学生くらいの子供は進んでリスニングの勉強ができます。
このアプリを利用しない、という選択肢はないですよ。
英検4級受験のレベルと対策は?
英検4級は中学校中級程度、つまり中学2年生レベルになっています。
さて、問題をチラ見した感じの感想。
いや、難しいんじゃない?普通の小学生には無理だろ!
4級から急に難しくなっています。
やはり英文法が入っていることが大きな壁。
中学校までの英文法を娘に全て教えるわけにはいかない。4級受験までそんなに時間がありませんでした。
うんうん悩んで、次の3つだけ教えることにしました。
4級対策のため
- 主語と動詞(be動詞と一般動詞)
- 動詞の活用(現在形のみ)
- 疑問詞と代名詞(人称代名詞も含む)
まぁ当然これだけじゃ足りません。普通に過去形とか出てきますし…。娘も上の3つを全てマスターできたわけではないですからね。
まあ仕方ないとあきらめていたら・・・結果はあと5点。結構惜しかったですね。
要するに、文法あまり気にしなくても、リスニングと単語をがっつりやれば合格できそう!
まとめ 小学生6年で英検3級合格(予定)
目標設定として小学校までに3級取得。
そのために、まずは語彙力。そしてリスニングで確実に得点できるように。
乱暴な言い方かもしれませんが、英検3級は単語さえ分かれば合格ラインの6割はなんとかなるレベル。単語やリスニングに関しては無料アプリを徹底利用していく予定です。
英検対策のスマホアプリは別の記事でまとめていますので、合わせてお読みください。
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【英検対策】無料で使えるアプリ5選(2級〜5級対応)|現役英語教師が解説
続きを見る
文法等の具体的な対策も別記事でまとめています。参考にしていただけると幸いです。
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【保存版】小学生からの英検対策(3級〜5級)|現役英語教師が解説
続きを見る
まだ小学生ですが、英語ができると今後の学校生活できっと役立つと、父は信じています。
最終目標は高校での英検1級です!
最後までお読みいただきありがとうございました。